ミライースの純正スピーカーは運転席と後部座席に
2つずつ取り付けられています。
とはいえ、純正スピーカーでは満足できないという人も
いるのではないでしょうか。
そういう場合はツイーターを追加すれば
音質は大きく改善されるでしょうね。
ミライースにツイーターを取り付ける方法と
取り付けた後の効果などをお伝えしていきます。
ミライースにツイーターを取り付ける方法
純正スピーカーを生かしたままツイーターを
追加していく必要があります。
純正スピーカーを生かした状態にするわけなので
純正ドアスピーカーの配線に割り込ませるというやり方が一般的です。
ツイーターだけを追加するだけなら
わざわざドアの内張をはがす必要はありません。
カーステレオの裏側からスピーカーの配線を割り込ませて
取り付けをしたほうが配線を隠しやすいですし
スマートに取り付けができます。
カーステレオの裏側の配線は多いですが
その中にはフロントスピーカーL・R(左右)の配線もあります。
リアスピーカーの配線もありますが
ツイーター取り付けの場合は、フロントスピーカーの配線から
電源を取ったほうが良いでしょうね。
配線に取り付ける場合は「ギボシ端子」を使い
作業を進めたほうが良いかもしれませんね。
エレクトロタップを使っても良いですが
接触不良のことを考えるとギボシ端子のほうが良いと言えます。
ミライースにツイーター取り付けるときに必要な工具
ミライースにツイーターを取り付ける場合は
以下のような工具が必要になります。
- 電工ペンチ
- 内張はがし
- プラスドライバー
ただ、ツイーターをダッシュボードの上に両面で取り付けるだけなら
以上の工具だけで良いでしょう。
しかし、Aピラーに取り付けるとか
ドアのスペースにツイーターを取り付ける場合は
「自由錐(サークルカッター)」とか「鉛筆」などが必要かもしれません。
ツイーターを取り付ける位置によっては
必要になる工具が違います。
ミライースの場合はツイーターが標準装備ではないので
追加と言う形になります。
ミライースにツイーター単体を追加するとどうなる?
ミライースの場合は標準で運転席と後席に2つずつスピーカーがあるので
ツイーターを単体で取り付けると音質がかなり良くなります。
ツイーターをミライースに取り付けて実際に
動作させている動画を見る限りでは
その差は明らかな感じがしますよ。
ツイーターを設置することによって
純正スピーカーでは十分ではなかった高音部分を再現できるようになります。
音質自体は少しゴージャスなスピーカーに変化したと考えても
問題はないかもしれませんね。
ミライースにツイーターを取り付けるメリット
ミライースにツイーターを取り付けるメリットは
以下の3つの事柄です。
- 見た目がオシャレなものが多い
- 高音域の音をしっかりと再現
- 取り付けは手軽で置き場所は選ばない
ツイーターと言うのを実際に通販サイトで見ると
様々なタイプが販売されていることが分かります。
販売されているツイーターも見た目はオシャレなタイプもあり
見た目も重視したいという人に向いているものもありました。
ツイーターの効果は、先ほどもお伝えした通り
高音域の音も再現するので音質はかなり良くなるでしょう。
取り付けに関しては、得に難しいものではないので
ミライースの場合は5分~10分あれば十分取り付けは可能でしょう。
ミライースにツイーターを取り付けるデメリット
ツイーターにはメリットがありますが
もちろんデメリットもあります。
次は、ツイーターのデメリットについても
触れてみることにしましょう。
- 取り付け位置によっては音質が変化
- 両面テープが弱いと取れる可能性もある
ツイーターのデメリットは、取り付けする位置によって
音質が変化するということです。
逆に言えば、位置を変更することで
ツイーターの持つ本来の性能を発揮できるということになります。
一般的にツイーターの置く場所と言うのは
以下のような場所となるでしょう。
- ダッシュボードの上
- Aピラーに加工して取り付ける
- ドアの内張を加工して取りつける
ツイーターの取り付ける位置について
一つ一つ特徴をお伝えしていきます。
ツイーターをダッシュボード上に取り付けたときの特徴
手軽に取り付けられるのがダッシュボードの上で
配線の作業を済ませたら簡単に取り付けられるのがメリットです。
音質も満足するくらいのレベルになるので
ダッシュボードの上に設置する人のほうが多いでしょう。
ツイーターは小型のタイプが多いので
設置場所を選ばないのも最大のメリットと言えるでしょう。
Aピラーに取り付ける場合の特徴
一般的にツイーターの取り付け場所は
耳よりも上の位置が好ましいと言われています。
Aピラーに取り付けた場合は見た目もカッコよくなりますし
得にミライースの場合は個性的に感じられるでしょう。
ツイーターの持つ本来の実力を発揮しやすくなるので
Aピラーに取り付けるのはおすすめできますね。
ただ、Aピラーに取り付けるための汎用品は
確かに販売されていますが、それでも加工は必要になります。
加工ができないという人は
おとなしくダッシュボード上に取り付けるほうが良いでしょう。
ドアの内張を加工して取り付ける場合の特徴
ドアの内張を加工して取り付けるという方法も
純正品っぽくなるので、見た目がスッキリします。
ドアの内張を加工する場合は、色々な特殊工具が必要になるため
難易度はアップするかもしれません。
ドアの内張を加工して取り付ける場合は
センス良く取り付けることで純正品以上の見栄えになるでしょう。
加工ができる場合は自由度がかなり高くなるので
個性的な車に仕上げることが可能になります。
ツイーター選びのポイント!何でも良いわけではない
ツイーターだけを追加すれば
何を選んでも良いというわけではありません。
パッシブネットワークが付いている
ツイーターを選ぶべきなのです。
パッシブネットワークとは、簡単に言えば
高音と、中低音を分けるための部品です。
ツイーターは高音に特化したスピーカーなので
低い音を鳴らすことができません。
無理にツイーターで低い音を鳴らそうとすると
ツイーターは壊れてしまう可能性が高くなります。
パッシブネットワークは、ツイーターの高音以外の周波数帯が
いかないようにするためにスピーカーよりも手前で音を分けるのが役目となっています。
ツイーターはネットワークを経由して
追加をしないといけないということになります。
ツイーターだけを単体で追加する前提で開発されているタイプは
ネットワークが付いているので問題はありません。
筆者が個人的におすすめするツイーターは
カロッツェリア製のツイーターで「TS-T440」です。
純正スピーカーの場合は、どうしてもドア下部に取り付けられているので
足元付近から音楽などが聞こえることが多いでしょう。
さらに、古レンジスピーカーなので高音が伸びず
こもった音に感じるのです。
そんな純正スピーカーにカロッツェリア「TS-T440」を追加すれば
高音域を改善出来て満足する音質に変化するでしょう。
ダッシュボードの上に設置することで
高音を正面から聞くことができるので
こもり感が改善することは間違いありません。
純正スピーカーを交換する時の選ぶ基準
ツイーターを追加すると純正スピーカーも
もっと良いものに交換したくなるのではないでしょうか。
スピーカーを選ぶ場合の基準として、
何を見て選べば良いのか初めての人なら分かりにくいかもしれません。
まずは、それぞれのスピーカーの音の違いや使いやすさなども
考えてスピーカーを選んだほうが良いでしょう。
純正スピーカーを市販品に交換する場合は
再生周波数を確認したほうが良いです。
再生周波数と言うのは周波数を広げれば自然な音に近づけるので
音質は上がっていくのです。
再生周波数はスピーカーの音域を示すもので、
表示は「「〇Hz(ヘルツ)から〇KHz(キロヘルツ)」という感じで表記しています。
人の耳に聞こえる音の周波数は
「20Hzから20KHz」と言われています。
再生周波数の帯域は40Hz以下なら低い音が良く出ますが
30KHz以上の場合は高音が奇麗に出るのです。
なので、音をクリアにして再現性の高い音質を楽しみたいなら
再生周波数の広いスピーカーを選んだほうが良いでしょう。
スピーカー選びは環境やメーカーも要チェック!
社外品のスピーカーを選ぶ場合は取り付ける位置によっても
変わってきます。
ミライースの場合は運転席と助手席に純正スピーカーが付いているのですが
車内の環境に合わせて「セパレートタイプ」のスピーカーを取り付けるようにしましょうね。
たとえば、ダッシュボードの上にはツイーターを取り付け
フロントドア部分はウーファーを取り付けるみたいな感じにすると
音質はグーンとよくなるのです。
スピーカーを選ぶ場合は専門のメーカーが開発したスピーカーを
選ぶようにしたほうが良いでしょう。
たとえば、「KENWOOD(ケンウッド)」や「Pioneer(パイオニア)」などのスピーカーには
それぞれのメーカーのロゴが記載されています。
さらに、ハイレゾ音源に対応している場合は
「Hi-Res AUDIO」のロゴが記載されているケースがあるので
購入前にチェックしてみましょう。
社外品スピーカーはポンつけ出来ない!対処法を解説
ミライースに社外品のスピーカーを取り付ける場合は
ポン付けで市販スピーカーが取り付けられるわけではありません。
サイズもネジ穴も全く違うので
完璧に取り付けができるわけではないのです。
社外品のスピーカーを取り付ける場合は
バッフルボードと言うものを取り付ける必要があります。
社外品取り付けにはバッフルボードが必要!
ミライースに社外品スピーカーを取り付ける場合は
スピーカーのサイズと言うよりもバッフルボードと言うものを組み合わせ
取り付ける必要があるのです。
中古品ではない限りはバッフルボードが付いているケースもあるので
付属している場合は、付属しているバッフルボードを使用します。
バッフルボードによっては配線を通す穴があるので
バッフルボードを取り付ける前に線を通していたほうが良いでしょうね。
バッフルボードを取り付ける前に細長いスポンジが付属している場合があるので
細長いスポンジを先に取り付けてからバッフルボードを取り付けるという感じですね。
バッフルボードとスピーカーは別メーカーでも取り付けはできる?
結論から言えば、バッフルボードのサイズと同じスピーカーなら
別メーカーのものでも取り付けは可能です。
たとえば、バッフルボードがアルパインで
スピーカーはカロッツェリアでもスピーカーとバッフルボードが
「16cm」の場合は、取り付けが可能ということになります。
バッフルボード自体は特殊な構造のスピーカーでないなら
汎用性があるので取り付けは可能となっています。
まとめ
ミライースにツイーターだけを取り付ける場合は
作業自体は、それほどかかるものではありません。
しかし、純正スピーカーも交換ということになると
結構時間がかかるかもしれませんね。
ツイーターだけを追加しても
音質はかなり良くなります。
さらに、純正スピーカーも社外品に交換すると
より音質は向上するでしょう。
音質を向上させたいという場合はツイーターを追加して
純正スピーカーを交換することを検討してみてはいかがでしょうか。