ミライースに車速連動オートロックを取り付けているのは
みんカラでも、余り見ないですね。
やはり、車速連動オートロックについて
色々な誤解があるため取り付けをしない人もいるのかもしれません。
本記事では、車速連動オートロックとは何かや
ミライースの車速連動オートロックの取り付けは難しいのかなどや
本当に危険なのかどうかについてお伝えをしていきます。
車速連動オートロックとは?
車速連動オートロックとは車が一定の速度になると
自働でドアがロックする機能を持つシステムを言います。
筆者はフォルクスワーゲン・ポロ(AWCHZ)の
TSIコンフォートラインも運転しますが
一定の速度になるとドアがロックしていますね。
筆者が昔に乗ったサイノスやエスティマ・エミーナは
自働でロックしなかったので、物珍しさはあるのです。
次は、車速連動オートロックのメリットと
デメリットについてお伝えをしていきます。
車速連動オートロックのメリット
車速連動オートロックには
色々なメリットがあります。
そのメリットについて、お伝えをしていきます。
- 子供が走行中に誤ってドアを開けることがない
- 信号待ちで知らない人がドアを開けようとするのを防止できる
- 高級感を感じる
車速連動オートロックは、子供が走行中に
何らかの原因でドアを開けてしまうことを防止できます。
確かに、チャイルドシートに座らせておけば
ドアを開けることもないでしょうし
チャイルドロックをすれば全く問題はないかもしれません。
しかし、それでも心配だという人にとっては
車速連動オートロックは安心できる機能の一つなのです。
最近は知らない人が、運転席に近づいてきて
ドアを開けようとすることもあるようです。
治安が良い日本では起こりにくいと思っている人もいますが
一部の都市部では、そういうこともあるらしい・・・
ぶっちゃけ、ミライースに高級感を求める場合は
車速連動オートロックを取り付けるという人のほうが大半ではないでしょうか。
あおり運転をしていた運転手が前に出て
停車してきたら、必ず車から降りてくるようです。
そういう時に冷静になって
ドアをロックできれば良いですが
手が震えてドアをロックできないこともあるのではないでしょうか。
なので、筆者は車速連動オートロックは
そういう場合にもメリットがあると思ったのですが
よく考えると意味がありませんでしたね(汗)
なぜなら、オートロックの場合は
「P」にするとドアロック解除になるからです。
あおり運転の車が前に出て停止すると
後続車である被害者も停止することになりますよね。
停車したときに、シフトは「P」に入れると
オートロックでもドアをロック解除するので意味がなくなるということです。
車速連動オートロックのデメリット
車速連動オートロックには
デメリットがあります。
ウソのデメリットを省いた状態で
本当のデメリットだけをお伝えします。
- ドアをアンロックさせて走りたい人には煩わしく感じる
- シフトをパーキングにしないと乗り降りができない
車速連動オートロックは一定の速度になると
自働でドアがロックされます。
しかし、ドアをアンロックさせたまま走行したい人にとっては
オートでドアがロックされるのは煩わしく感じるかもしれませんね。
車速連動オートロックのデメリットでよく情報として取り上げられるのが
「人の乗り降りでアンロックされない」ということです。
しかし、シフトを「D」に入れた状態で
人を乗せたり降ろしたりするのは危険です。
何らかの原因で車が動く危険もあるので
人の乗り降りするときは必ずシフトは「P」にいれないといけません。
つまり、人の乗り降りでアンロックにできないと言っている人は
いかなる条件の道でもシフトを「D」に入れた状態で
人を乗り降りさせているのかもしれませんね。
危険なので、人が乗り降りするときは
シフトを「P」に入れるようにしたほうが良いでしょうね。
車速連動オートロックが危険だと言われる理由
車速連動オートロックが危険だと言われる理由は
4千円以内で買うことができる部品なので
衝突時にドアロックが解除されないと考えるからでしょう。
筆者は実際に車速連動オートロックを買い
ミライースに取り付けをしました。
筆者が買った車速連動オートロックは
強い衝撃を受けるとドアロックが解除される仕組みになっている車種もあるそうです。
ただ、安全性が不十分な車種の場合はドアロックをしても
側面からの強い衝撃を受けるとドアが開いてしまうこともあります。
安全対策がしっかりとされている車種は
先ほども説明した通り強い衝撃を受けるとドアロックが自動で解除されます。
さらに、事故によってドアが勝手に開くということも
ほとんどないでしょう。
安全性能の差と言うのは、ドアロックの有無ではなく
ドア自体に事故の衝撃に対して十分な安全対策が施されているかどうかです。
つまり、自働でドアロックをするという機能は
安全対策と言うよりも、高級感を得たいという欲求を満たすものと言えます。
車速連動オートロックが付いていると救助されないって本当?
車速連動オートロックが付いていて
ドアをロックした状態だと救助されないという情報も
まことしやかに、記事にされていることもあります。
どこの国であっても、生きた人を救助しないで
その場から立ち去ったりすると大問題になるでしょう。
日本ならマスコミに、連日のように報道されまくる可能性もあります。
なので、救助隊もドアロックをしている車で
ドアが開かなくても窓ガラスを割ったりして救助するのです。
ヨーロッパでドアがロックされていただけで
救助拒否したしたとみなすというのは
とんだデタラメであり、そんなバカなことがあるわけがないでしょう(笑)
とはいえ、車速連動オートロックの大半は
強い衝撃を受けると自働でドアがロック解除されるのです。
そういうことを知らない人は
やみくもに「オートロックは危険」と言うのかもしれません。
車速連動オートロックの安全性
筆者が買った車速連動オートロックは
送料無料で 2,890円 (税込)でした。
そんな車速連動オートロックはシフトを「P」に入れたときに
ドアロック解除します。
なので、人の乗り降りの時は
シフトを「P」に入れればドアロック解除されるのです。
少しでも「めんどくさいなぁ」と思ったなら
それは、あなたの安全基準が低いといえます。
危険予知をして人の乗り降りで
シフトを「D」に入れると車が動くかもしれません。
なので、人の乗り降りする場合はシフトを
「P」に入れるようにしたほうが良いでしょうね。
また、車速連動オートロックは1秒間に時速20キロも
急減速したらドアロック解除されるようになっています。
しかも、急ブレーキ時には、自働でハザードも点灯します。
つまり、車速連動オートロックは強い衝撃を受けると
自働でドアのロックが解除されます。
さらに、シフトを「P」にすればドアロックは解除されるので
人の乗り降りの時はシフトを「P」にすれば良いだけです。
ミライースに適合する車速連動オートロックはある?
ミライースに適合する車速連動オートロックは
楽天市場にありました。
現に、筆者が買ってミライース(LA300S)に取り付けをしているので
同じ年式で同じ型式のミライースなら取り付けは可能でしょうね。
ミライースに車速連動オートロックを取り付けるのは
難しいのかどうかについて、次は解説していきましょう。
車速連動オートロックはOBDに差し込むだけ!
車速連動オートロックはミライースの
コンソール周辺にあるOBD2のコネクターに差し込むだけで
その機能を使うことができます。
差し込むだけなので、OBD2のコネクターの位置さえ知っていれば
出勤する前にササッと取り付けることも可能でしょうね。
筆者はミライースのOBD2コネクターの位置を
事前に知っていたので、すぐに取り付けることができました。
車速連動オートロックの取り付け手順は
以下の通りです。
- OBD2コネクターの位置を事前に調べる
- OBD2に車速連動オートロックを取り付ける
以上の2ステップだけで一定の速度になると
自働でドアがロックします。
筆者が車速オートロックを取り付けた理由は
安全の意味ではありません。
一定の速度でドアがロックする車に憧れていたので
取り付けをしただけです(笑)
まとめ
車速連動オートロックを取り付けると
「事故った時に開かない!救出出来ない」と言う意見もあります。
しかし、実際は安全対策をバッチリしているので
思ったほど危険な商品ではないのです。
万が一事故を起こした場合でも
衝撃を受けるとドアのロックが自動で解除されます。
とはいえ、事故を起こした場合は
ドアが、どのように変形するのかわかりません。
これは、ドアをアンロックしていたとしてもロックをしていたとしても
とくに関係ないというメーカーの意見もあったりします。
さらに、ドアをロックしていたからと言って
救助ができないというわけではありません。
なぜなら、場合によってはボディやドアを切って
救出することもあるからです。
ほかにも、ガラスを割って救出するということもできるので
車速連動オートロックだからと言う理由で事故を起こしたときに
危険だということにはならないのです。
安全性は高いので、あなたの愛車にも車速連動オートロックを
取り付けてみてはいかがでしょうか。