カスタムパーツ

ミライースのウインカーにLEDを装着!抵抗器は必要なのか!?

ミライースのバックランプはLEDが採用されていますが
ウインカーはLEDが取り付けられていません。

カスタムをしていく中でウインカーなども
LEDに交換したいという人もいるでしょう。

 

今回は、ウインカーをLED化させるための方法と
車検は通るのかどうかについて紹介をしていきます。

 

ウインカーをLED化させるにはハイフラ策が必要

まず、ウインカーを交換するときは「ハイフラ対策」を
する必要があります。

「ハイフラ」とは、通常のウインカーの点滅よりも
早い速度で点滅する症状を言います。

 

これは、LEDに交換することで車が
玉切れをしていると判断するために早い点滅となるのです。

 

ミライースもハイフラ対策をする必要がある?

少なくとも筆者のミライースの場合は
ハイフラ対策をしないとウインカーの点滅が早くなってしまいます。

ウインカーの点滅が早くなると
車検に通らなくなるのでハイフラ対策が必要なのです。

 

ハイフラ防止抵抗ユニットは白熱球が装着されているときと同じように
電気を熱に変えて消費することによってハイフラ現象を防止しています。

 

ハイフラ防止抵抗ユニットを取り付ける一注意点

注意点

ハイフラ防止抵抗ユニットは、想像以上に発熱をするので
熱が発生しても困らない場所に取り付けるのが一番です。

筆者の場合はミライースのグリル部分の裏にある
ボディーフレームにハイフラ防止抵抗ユニットを取り付けました。

 

ハイフラ防止抵抗ユニットはプラスもマイナスもないので
最初に結線する配線はプラスでもマイナスでも良いです。

ですが、片方の配線をプラスの配線に結線したら
もう片方はマイナスの線に結線をしましょう。

 

ミライースのウインカーをLED化させる方法

ミライースのウインカーを、LEDに変えることは可能です。

誰でも簡単にできるので
挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

ミライースのフロントウインカー交換方法

ポイント

フロントウインカーのLEDは、「T20」です。

少なくとも2011年式LA300Sミライースは
差し込むタイプのウインカーが取り付けられています。

 

ミライースのウインカーはバッテリーがない側のほうの
ヘッドライトの裏側には補器類がないので手が入りやすいです。

LEDの交換はウインカーの球を交換する要領で
取り外していけば簡単にできます。

バッテリーのあるヘッドライトの裏側には
ヒューズボックスなどがあり手が入りにくいです。

筆者はヘッドライトを取り外して
ウインカーの球を外そうと思いましたが
手間がかかるので何とかして外すことに成功しました。

 

フロントウインカーをLEDに交換するときの注意点

ポイント

フロントウインカーをLEDに交換してすぐに
元に戻してしまうというのはナンセンスです。

なぜなら、LEDを交換して確認もしないで元に戻してしまうと
ウインカーが点灯しなかったらまた取り外さないといけないからです。

 

手間がかかるので、LEDに交換したら
必ず点灯するかどうかをチェックしてから
確実に取り付けるようにしましょう。

同じ型式のミライースでもウインカーをLED化して
ハイフラにならない場合もあるようです。

 

筆者のミライースは2011年式ですがフロントウインカーを
LED化したらハイフラ対策をしないと点滅がすごいことになりました。

フロントウインカーをLED化させる場合は
ハイフラ対策しているバルブなら基本的に道具は不要です。

 

ハイフラ抵抗器を取り付ける場合は
以下の道具が必要でした。

検電テスター

ポイント

電気関連をいじる場合は慣れていても
検電テスターで電源を確認したほうが間違いはありません。

電装部品を取り付けるときで配線をいじる場合は
必ず必要となる工具のひとつです。

 

検電テスターは目的の電源を調べるのに
かなり適した道具です。

たとえば、ウインカーの配線を調べる場合は
検電テスターの中の電気が同じように点滅します。

 

常時電源(バッテリー電源)の場合は
常に検電テスターの中の電気は光った状態です。

このようにして、電気の流れを知ることができるので
検電テスターは電気の配線には必須のアイテムなのです。

 

エレクトロタップ

ハイフラ抵抗器の配線をそれぞれ
ウインカーの配線にあるプラスとマイナス線に
エレクトロタップを取り付けていきます。

筆者の場合は、狭いスペースで作業がやりにくいので
ギボシ端子を使わないで、あえてエレクトロタップを使用しました。

エレクトロタップとは

配線の分岐や純正の配線から電源を取る場合に
使用される四角い圧着端子をいいます。

配線の分岐は、本来はハンダ付けが一番確実ですが
スペースが狭いという事と配線を切ってしまうと
作業しにくい場合はハンダは使うべきではないでしょう。

 

インシュロック

ハイフラ抵抗器の配線は細く熱に弱そうなので
筆者はインシュロックを使用して熱に触れないように固定しました。

インシュロックはゴワゴワした配線を
束ねることができるので便利ですね。

 

耐熱アルミテープ

ハイフラ抵抗器は発熱すると聞いたので
耐熱アルミテープを買って巻き付けました。

付属のアルミテープもありましたが
少し頼りなかったのできっちり固定するために
耐熱アルミテープを取り付けることにしたのです。

 

ラジオペンチ又はペンチ・プライヤーでも可

いわゆる、はさむための工具はエレクトロタップを
圧着させるために使用します。

ポイント

筆者は最初ペンチで作業していましたが
かなり使いにくかったのでラジオペンチを使用しました。

筆者的にはラジオペンチよりもプライヤーという工具が
一番使いやすく作業もスムーズにできると後で気が付きました(苦笑)

 

ミライースのリアウインカー交換方法

リアウインカーのLEDは、「S25」です。

ミライースリアウインカーの交換ですが
こちらも不通にテールランプを外して交換するだけです。

 

まず、テールランプを固定しているボルト(10mm)2本を
外すことから始めます。

テールランプを取り外すときに必要になるのが
以下のような工具です。

  • ラチェットレンチ
  • 内張りはがし

 

以上の2つが必要になります。

テールランプはボルトを全部外せば
手で引っ張るだけで外すことができます。

しかし、最初はどういう風に取り付けられているか分からないので
内張りはがしで慎重に外していくほうが良いでしょう。

ボルトはテールランプのネジ穴の中に入り込んだ状態で固定されているので
エクステンションバーをラチェットレンチに取り付けて外していきます。

ポイント

リアウインカーはLED化させるのがとても簡単なので
フロントウインカーと比べれば交換作業は楽勝でしたよ。

ちなみに、筆者はリアウインカーも左右に
ハイフラ抵抗ユニットを取り付けました。

 

なぜなら、そうしないとハイフラが発生したからです。

なので、左右どちらのウインカーの配線にも
ハイフラ防止抵抗ユニットが取り付けられています。

 

ミライースのウインカーをLED化させたときの苦労話

ポイント

たぶん、ミライースのフロントウインカーを
LEDに交換した人ほとんどの人が体験したと思います。

フロントウインカーの助手席側は補器類があるので
手がなかなか奥まで入りません。

 

ギュっギュっと手を置くに無理やり突っ込んで
ウインカーをひねる感じで取り外しました。

フロントウインカーをLED化させたときの苦労した部分は
助手席側のウインカー交換以外は、ほとんど楽勝でしたよ。

 

ミライースにウインカーリレーは取り付けられる?

ミライースは、「ウインカーリレー」というものがありません。

ハイフラ対策抵抗ユニットの中には
ウインカーリレーが販売されています。

ですが、ミライースにはウインカーリレーがないので
買っても取り付けは不可能なのです。

筆者もウインカーリレーを買おうと調べていたのですが
普通のハイフラ対策抵抗ユニットを取り付けたほうが無難なようですね。

 

ウインカーをLED化させるメリット

 

ウインカーをLED化させることには
メリットがあります。

それぞれのメリットを、一つ一つ紹介をしていきます。

 

1.カスタム車っぽくなる

ポイント

ウインカーバルブをLED化させることで
カスタム車っぽく見えます。

ウインカーがキレの良い点滅をして
明るさもあるので車がかっこよく見えるのです。

 

車線変更の時に、ウインカーを点滅させないドライバーは多いですが
ウインカーをLED化させるとウインカーを点滅させたくてうずうずしてしまいますよ。

カスタム車っぽく見えるだけではなく
安全にもつながるので交換するメリットはかなり大きいと思えます。

筆者もウインカーをLEDに交換した時は点灯させたいと
うずうずしていたものです。

 

2.ウインカーの点滅のキレが良くなる

ポイント

ウインカーバルブをLEDに交換すると
ウインカーのキレが良くなったように感じます。

点滅速度は保安基準で毎分60回以上、120回以下の間隔で
点滅することが指定されています。

 

ウインカーの点滅が早くなるので
車検は大丈夫かという不安も抱くかもしれません。

車検に関しては、後で説明しますが
基本的には、車検に通るものが多いです。

 

3.ウインカーが明るくなる

ポイント

ウインカーバルブをLEDに交換すると
ウインカーの光が明るく感じるようになります。

人によっては「LEDは目に残る」という意見がありますが
そこまで明るいものではありません。

 

明るさも保安基準で定められているので
明るく見えても車検に通る場合もあります。

 

4.ウインカーバルブが切れにくい

LEDのメリットは、球が切れないという事にあります。

たまに、ウインカーバルブが切れているのに
そのまま走り続けている車もいます。

 

そうした運転手は、バルブ交換の費用がもったいないと感じているのです。

LEDはバルブが切れることが少ないので
交換は従来のウインカーバルブよりも寿命が長いです。

 

ウインカーをLED化させるデメリット

ウインカーバルブをLED化させるのは
なにもメリットばかりではありません。

実は、デメリットもいくつかあって
人によってはデメリットのほうが大きく感じるかもしれませんね。

 

1.LEDバルブの値段が高い

ポイント

ウインカーバルブをLED化させるのに
筆者は1万円以上の費用を出しています。

フロントとリアのウインカーをセットで買ったので
余計に費用が高くなりました。

 

そのうえ、ハイフラ対策抵抗ユニットは
各バルブに取り付けているのでハイフラ抵抗ユニットを
合計4個も買ったことになります。

軽自動車とはいえ、ウインカーのLEDバルブは
フロントウインカー2個セットで「7,980円」もしました。

リアウインカーのLEDバルブの値段は、「2,980円」しました。

現在はLEDがかなり浸透しているので
ひょっとしたら、筆者が買った値段以下で買えるかもしれません。

 

2.取り付けに手間がかかる

ミライースのウインカーバルブをLED化させたときに
一番苦労したのは助手席側のウインカーです。

他人様がウインカーバルブを交換している動画を見ても
やっぱり、助手席側のウインカー交換は手間がかかっているように感じました。

 

まあ、筆者の場合は手間暇かけて取り付けるのが
本当に楽しいから作業しているんですけどね。

 

3.ディーラーで車検を受けることができない場合もある

ウインカーをLEDにしたことで
ディーラーで車検が受けられない可能性もあります。

車検に関しては、ほかのフランチャイズ車検専門店で通せば
なんとかクリアする可能性はあるでしょうね。

 

ハイフラ防止抵抗が内蔵された製品もある?

 

ポイント

ミライースのウインカーをLEDに交換すると
ハイフラ対策が必要だといわれてきました。

最近では、ハイフラ抵抗ユニットが内蔵されている
ウインカーLEDも増えてきているようですね。

 

ミライース用のウインカーLEDにも
ハイフラ抵抗ユニットが内蔵されたLEDが販売されていました。

フロントウインカーのLEDで「2,780円」とは
かなり激安なLEDでしたよ。

 

筆者が買ったフロントウインカーは「7,980円」だったので
それと比べれば、かなり激安になったと思われます。

 


 

そもそもウインカーをLED化させると車検に通らなくなる?

当ページでも、ウインカーをLEDに交換することで
車検に通るかどうかについて、軽く触れてきました。

ウインカーLEDバルブを取り付けて
車検に通るかどうかを実際に体験をもとに紹介していきます。

 

ディーラーでの言い分を実際に聞いてみた

筆者のミライースが車検の時期になったので
ディーラーで見積もりに出かけた時のことです。

ディーラーで車検に通るかどうかの点検をしてもらっていたら
「ウインカーのバルブが明るすぎる」と言われたのです。

ディーラーは慎重なので車検は通らないといわれる事もある

筆者が取り付けているウインカーLEDバルブでは
車検に通らない可能性もあると整備士が筆者に伝えてきました。

行きつけのダイハツディーラーに良き
本音しかしゃべらない整備士に言われたので
車検に通らないことは事実だと思ったのです。

 

ですが、もともと筆者はディーラー整備士のいう事は
全く聞かないタイプなのです。

いつも良い仕事をしてくれる行きつけのダイハツディーラーには
本当に悪いけど他で車検を通すことにしました。

 

オートバックスではどうだったか実際に車検に通してみた

ポイント

オートバックスで車検の見積もりをしたついでに
ダイハツディーラーと同じく点検をしてもらいました。

全く異常なしで車検も
このまま通すことができるという事でした。

 

ウインカーをLEDに交換していますが
オートバックスの車検は目の前でするので
強気でいられるのでしょうね。

オートバックスでの車検は
5万円以内で終わりました。

 

交換する部分もないみたいだったので
安く抑えることができました。

 

まとめ

  • ウインカーをLEDに交換するならハイフラ対策が必要の場合もある
  • ミライースのウインカーは助手席のほうが手間がかかる
  • ミライースのLEDバルブはフロント「T20」リア「S25」
  • ウインカーLEDバルブにはハイフラ対策されたバルブもある
  • 車検はディーラーよりオートバックスのほうが通りやすい

 

ウインカーをLEDに交換する場合は
ハイフラ対策が内蔵されていないなら対策が必要になります。

ハイフラ対策をする場合は
かならず、検電テスターを使って作業をしましょう。

ポイント

ミライースのウインカーは助手席側が
手が入りにくいので作業しにくいです。

ミライースのウインカーLEDバルブはフロント「T20」リア「S25」なので
間違えないようにしましょう。

 

ウインカーをLEDにする場合はハイフラ対策がされたバルブを
買ったほうが作業がとても楽です。

車検に関しては、明るすぎるウインカーLEDバルブは
買わないほうが良いでしょう。

 

理由は、本当に車検に通らなくなるからです。

とはいえ、車検場の検査員はウインカーだけは
目視検査らしいので、標準以外のウインカーは
全部アウトにする検査官もいるようですね。

 

信じられないかもしれませんが
車検は検査員の判断にゆだねられています。

ウインカーをLEDに交換して車検に不安を感じる場合は
フランチャイズの車検専門店を利用しても問題はありません。

 

筆者がおすすめする車検フランチャイズは
ホリデー車検」です。

オートバックスと同じく早く車検が完了するので
確実に車検を通したい人や急いでいる人には最適だと思われます。

 

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