メンテナンス

ミライースはタイミングベルト?タイミングチェーン?迷ったときはこの方法

あなたが現在乗っているミライースは
タイミングチェーンなのかそれとも
「タイミングベルト」なのかご存じでしょうか?

車に興味がある人は「そんなの知っていて当然だろう」と
そのように思うかもしれません。

 

しかし、何も知らないで乗っている人も
中には存在しているのも事実です。

このページでは、ミライースはタイミングベルトなのか
タイミングチェーンなのか疑問を解決するとともに
タイミングチェーンは交換時期はないのかについて紹介をしていきます。

 

ミライースはタイミングチェーン?タイミングベルト?

結論ですが、ミライースは、「タイミングチェーン」が使われています。

タイミングチェーンは耐久性が高く
寿命が長いという事で多くの車種が採用されていますよ。

 

かなり昔になりますが、ほとんどの軽自動車は
タイミングベルトが主流でした。

今となっては「いつの時代の車だよww」と
訪問者に笑われてしまうほど昔話になってますね。

 

筆者が初めて所有した軽自動車はタイミングベルトで
走行距離10万キロで交換だと言われていたのです。

もし、タイミングベルトが走行中に切れてしまうと
エンジンは壊れてしまいます。

 

タイミングベルトかチェーンの簡単な見分け方

ミライースは「タイミングチェーン」です。

でも、筆者のことが信用できない人が簡単に見分けるための方法は
ボンネットを開けてタイミングベルトカバーの有無を確認してください。

ボンネットの裏側にもタイミングチェーンかどうかが
しっかりと記されているので分かると思います。

 

それか、ステッカーが貼られているかどうか
タイミングチェーンかベルトなのかを見分ける方法ですね。

 

基本的にタイミングチェーンとタイミングベルトを見分けるには
カバーが付いているかどうかを確認すればよいという意見もあります。

この方法では車種によってはカバーがなくても
タイミングベルトの場合があるので100%確実に見分けられるわけではありません。

 

とはいえ、何度も言いますがミライースは
タイミングチェーンです(笑)

 

タイミングチェーンやタイミングベルトの役目とは?

タイミングチェーンもタイミングベルトも
またったく同じ役目を持つ部品です。

エンジンにとってはタイミングチェーンだろうが
タイミングベルトだろうが始動させるために重要な部品に変わりありません。

 

エンジンには

 

  1. 吸気工程
  2. 圧縮工程
  3. 燃焼行程
  4. 排気工程

 

以上の4つの工程をスムーズに行わせるために
タイミングベルトは必要なのです。

一部のメカ好きが、こういう記事を見ると言いたくなっている
「カムシャフトを回転させるためでもある」とか「クランクシャフトも回転させてるよな」とか
当記事を読みながら細かい説明を補足したがっているかもしれません(苦笑)

 

ちなみに、カムシャフトというのは吸気工程と排気工程を行うために
タイミングよく吸気弁や排気弁を動かす部品です。

コンロッドというのはピストンが先端に取り付けられて
回転運動を往復運動に変えるための部品ですね。

 

少し簡単な図ですが、上記画像でも解説しています。

燃焼行程につなげるための
重要な部品です。

 

簡単に言えば、空気と燃料を混ぜた気体を
圧縮させて燃焼させ爆発エネルギーを動力に変えているという事です。

エンジンがスムーズに動くのはタイミングチェーンが
リズミカルにタイミングを狂わせることなく作動しているからなのです。

 

もちろん、こうした工程は想像以上に早く行われていて
アクセルを踏んで加速すると更に高速で各工程が行われています。

タイミングが少しでもズレるとエンジン内部で
部品同士が接触して故障の原因になります。

 

タイミングチェーンの寿命

タイミングチェーンは耐久性が高いので
寿命はかなり長いです。

タイミングチェーンの耐久性は走行距離30万キロまで
使えると言われています。

 

オイル管理によって寿命は変わるかもしれませんが
場合によっては30万キロを超えても寿命が来ない場合もあります。

タイミングチェーンが伸びて不都合が起きると
エンジンから「ガラガラ」という音がして
アイドリングも不安定になります。

 

かりに、タイミングチェーンを交換するという場合は
10万円~20万円ほどの費用が発生します。

 

タイミングチェーンのメリット

  • 寿命が想像以上に長い
  • 切れない
  • 交換が不要でメンテナンスフリー
  • 最近のタイミングチェーンは音が静か

 

タイミングチェーンのメリットは
寿命が想像以上に長いという事です。

タイミングベルトと同じように考えると
走行距離10万キロで不安になるかもしれません。

 

しかし、タイミングチェーンは走行距離30万キロでも
交換をしなくても良い場合もあります。

タイミングチェーンは、ベルトと違い切れません。

 

さらに、耐久性が高いので
交換が不要でメンテナンスフリーなのです。

昔は、タイミングチェーンも主流でしたが
音がうるさいという事でタイミングベルトに切り替わりました。

 

タイミングベルトは切れるとエンジンが壊れて
オーバーホールしないといけなくなるから
最近ではタイミングチェーンが主流になっていますね。

現在は音が静かな
「サイレントチェーン」が主流です。

 

タイミングチェーンのデメリット

  • タイミングチェーンは伸びる
  • 交換費用が10万円を超えることもある

 

タイミングチェーンのデメリットは
意外に少ないですが、伸びることがあるのが
デメリットのひとつですね。

タイミングチェーンが伸びるのは
かなり走行しないと、ほとんどないです。

 

メリットでも触れていますが
タイミングチェーンは耐久性が高いので伸びることはほとんどありせん。

もし、交換をするという場合は
10万円を超えることもあるみたいです。

 

オイル交換をこまめにしていれば
タイミングチェーンも劣化を早めません。

とはいえ、タイミングチェーンの劣化が始まる前に
車を買い替えているかもしれませんが(笑)

 

まとめ

  • ミライースはタイミングチェーンが使われている
  • タイミングチェーンの寿命は約30万キロ
  • タイミングチェーンの耐久性は想像以上に高い
  • タイミングチェーンが伸びるとアイドリングが不安定になる

 

ミライースはタイミングチェーンが、採用されています。

タイミングチェーンのメリットは
耐久性が高く寿命が長いという事です。

 

さらに、切れないのでエンジンが壊れる心配も
ほとんどありません。

タイミングチェーンが伸びてくるとアイドリングが不安定になるので
交換が必要になってきますが、交換費用は10万を超えることもあるようです。

 

タイミングチェーンの劣化を遅らせるには
オイル管理を徹底すれば問題ありません。

ミライースのオイル交換時期に関しては
以下のページで詳しく解説しているので読んでみてくださいね。

↓↓    ↓↓

ミライースのエンジンオイル交換の時期はいつ?自分で交換すると違法?

 

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