メンテナンス

ミライースのリアゲートダンパー(バックドアステー)が弱るとどうなる?修理費と部品代を調べてみた

ミライースのリアゲートダンバー(バックドアステー)が
完全に伸び切らなくなりました。

しかし、リアゲートダンパーは「ガススプリング」とも呼ばれていたり
「バックドアステー」とも呼ばれていてややこしいですね。

 

ダイハツディーラーで注文するときは
「バックドアステー」で注文したほうが通じやすいです。

去年までは正常だったのですが
2020年12月の寒くなってからリアゲートが完全に開かなくなったのです。

 

手で押し上げれば、そのまま支えられますが
いずれは抜けきってしまい使えなくなるので好感をしました。

本記事では、ミライースのリアゲートダンパー(ガススプリング)の交換方法と
交換時期についてお伝えしていきます。

 

ミライースのメンテナンスに関連する総合的な記事は
10万キロ超えミライースのメンテナンスとその費用は?」でもお伝えしているので
読んでみてくださいね。

 

そもそもリアゲートダンパーって何?

誰でもわかりやすく説明すると、バックドア(一番後ろのドア)を開けたときに
ドアが落ちてこないように支える棒のことです。

もう少し詳しく言えば、バックドアが落ちてこないようにするための
小さいショックアブソーバーのことですね。

 

バックドアを支えている小さいショックアブソーバーを
「リアゲートダンバー(リアハッチダンパー)」と言います。

ネット上ではリアゲートダンパーと呼ばれていますが
別の名前は「ガススプリング」と呼ばれています。

 

ダイハツでどっちの名前で注文しようとしても
名前を知らない人が多くてかなり驚きました。

色々調べてみると「バックドアステー」というらしいです。

 

本記事ではバックドアステーと同じ意味である
「リアゲートダンパー」と表現させていただきます。

リアゲートダンパーは交換する頻度は少ないですが
以下の順番でリアゲートダンパーについて紹介をしていきます。

 

  • ミライースのリアゲートダンパーが弱るとどうなる?
  • リアゲートダンパーの修理費は?

 

ちなみに、筆者のミライースと同じ型式のミライースで
リアゲートダンパーを交換している人はかなり少ないみたいですね。

 

ミライースのリアゲートダンパーが弱るとどうなる?

ミライースのリアゲートダンパーが弱るとどうなるのかと言えば
バックドアが一番上まで上がらなくなります。

場合によっては徐々にバックドアが下がり
自働で閉まってしまうのです(笑)

 

その場合は「リアゲートストッパー」という工具を使い
バックドアが落ちてこないようにする必要があります。

ミライースのような車はバックドア自体が小さいので
思ったほどバックドアは重くないですよ。

 

リアゲートダンパーの修理費は?

リアゲートダンパーの修理費は
思ったほど高くありません。

筆者の行きつけのダイハツディーラーは
以下のような値段で作業をしてくれます。

 

  • 値段;5,830円
  • 工賃:2,000円

 

ディーラーなのでかなり高いのではないかと思ったのですが
予想以上に修理費用が安いですね。

部品代も思ったよりも安いので
ディーラーで部品だけを注文して
取り付けは自分でするというのも良さそうです。

 

ミライースのリアゲートダンパーは自分で交換できる?

ミライースのリアゲートダンパーを交換する場合は
自分でやろうと思えば簡単にできます。

筆者はピラーやネジを外さずに
リアゲートダンパーを交換することができました。

 

リアゲートダンパーについて
自分で交換する場合は以下の順番でお伝えしていきます。

  • リアゲートダンパーの外し方
  • リアゲートダンパーを処分する方法
  • 何人で作業をすべき?

リアゲートダンパーは誰でも交換ができますし
処分する方法もかなり簡単なのです。

 

次はミライースのリアゲートダンーパーの外し方と
自分で交換した場合の処分方法について紹介をしていきます。

 

リアゲートダンパーの外し方

ミライースはクリップによってリアゲートダンパーを
上下のジョイント部分で固定している感じです。

工具は「マイナスドライバー」「鉄製内張はがし」などを使い
クリップを奥にずらす感じで取り外していきます。

 

上下ともに同じ要領で、クリップを外せば
ネジを外さなくてもリアゲートダンパーを外すことができますよ。

ミライースのリアゲートダンパーを外す方法は
以下の手順で行います。

 

  1. クリップにマイナスドライバーを差し込む
  2. クリップを引き上げながら奥にずらす感じで外す
  3. 上下のクリップを外す
  4. リアゲートダンパーを手前に引き抜く

 

以上の3ステップでリアゲートダンパーが外れてしまいますが
クリップは非常に固いので、なかなか外れないかもしれません。

 

 

他の人のやり方はネジを緩めリアゲートダンパーごと外して
他の場所でクリップを外すようなことをしていました。

 

筆者のやり方はネジを外さずに
リアゲートダンパーだけを外すことができますが
少し危険な作業方法だといえますね。

素直にネジを外して交換したほうが
まだ安全性が高いかもしれません。

 

リアゲートダンパーはクリップさえ外すことができれば
簡単に取り外すことができます。

必要な工具は?

 

ミライースのリアゲートダンパーの交換で使用した工具は
筆者の場合は以下の通りです。

  • 内張はがし

以上です(笑)

 

実際はリアゲートダンパーを固定しているネジを外し
クリップは安全なところで外すべきなのでしょう。

筆者は危険なのにクリップを両方外しリアげーどダンパーを交換し
取り付けるという作業をしました。

 

リアゲートダンパーを抑えているときに
何らかの原因で滑ってバックドアが落ちる危険があります。

冷静に危険予知をしてみると
色々と危ないやり方だったと反省しています。

 

リアゲートダンパーを処分する方法

ミライースのリアゲートダンパーを外して
処分する場合はディーラーにもっていき処分をしてもらいます。

ディーラーでリアゲートダンパーを買わないと
ちょっと処分してもらいにくいですね。

 

値段が安いからと言って楽天市場で買った場合の処分方法は
各自治体に直接電話で問い合わせて聞いてみると良いでしょう。

その場合は処分量が、必要になるかもしれません。

 

筆者が絶対行かないダイハツディーラーに、電話で処分方法を質問したところ
ディーラーに持ってくれば処分するとのことでした。

複数のダイハツディーラーに同じ質問をした結果ですが
無料で引き取ってくれるとのことでした。

 

しかし、地域によっては処分量を請求されるかもしれないので
各ディーラーで処分方法を聞いてみると良いでしょう。

筆者はダイハツディーラーでリアゲートダンパーを注文し
取り付けたのでダイハツディーラーで無料で処分してもらえます。

 

何人で作業をすべき?

ポイント
ミライースのリアゲートダンパーを交換する場合は
いくら軽自動車でも2人で作業するべきだといえます。

 

筆者は1人で作業をしましたが
クリップが上下外れた状態でリアゲートダンパーを取り付け
上からクリップを取り付けるという方法を行いました。

 

筆者の交換方法は両手でクリップをはめ込むという
とても危険な状態で作業をしています。

筆者は危険を感じて頭でバックドアを支え
リアゲートダンパーを取り付けるようにしました。

 

軽自動車のバックドアは軽いとはいえ頭だけで支えると
頭の中心が痛くなるのでおすすめはできません(苦笑)

1人でもできる作業ですが、とても危険を伴うので
1人がバックドアを持ち上げ、もう1人がリアゲートダンパーを
取り付ける感じで作業分担を決めたほうが良いです。

 

つまり、素人でもリアゲートダンパーを交換できますが
「2人で作業したほうが安全」ということです。

 

ミライースのリアゲートダンパーから異音がする場合の対処

ミライースのリアゲートダンパーが弱っているわけではなく
異音がするということもあるでしょう。

そういう場合は、いろいろな方法で
直ることがあります。

 

その方法は、以下の通りです。

  • シリコンスプレーで復活することもある
  • 自然に直ることもある

ミライースのリアゲートダンパーから異音がした場合は
どういう対処をしていけば良いのかを具体的にお伝えしていきます。

 

シリコンスプレーで復活することもある

ミライースのバックドアを開けるたびに異音がしているなら
リアゲートダンパーにシリコンスプレーをすると直ることがあります。

異音がしてもリアゲートダンパーを交換する必要はないので
まずは、シリコンスプレーを吹き付けて様子を見てみましょう。

 

だいたいはシリコンスプレーを吹き付けると
異音は無くなります。

しかし、間違っても
「クレ556」を吹き付けてはいけません。

 

なぜなら、中に入っているのがガスなのかオイルなのかわからないし
もしオイルなら鉱物油の場合は余計に劣化させてしまうからです。

「クレ556」はバックドアの「ヒンジ部分」に
吹き付けておくだけにとどめておきましょう。

 

自然に直ることもある

筆者のミライースもバックドアを開閉させるたびに
異音が出ていました。

ですが、いつの間にか異音がなくなり
普通に開閉することができるようになっていたのです。

 

ただ、それから数年後にリアゲートダンパーが弱くなり
バックドアが上まで上がらなくなりました。

異音とリアゲートダンパーの劣化とは
関係がないような気もしますが筆者はそんな感じでしたね。

 

ミライースのリアゲートダンパーの寿命と交換時期

ミライースのリアゲートダンパーの寿命は、決まった距離や年月はありません。

バックドアが徐々に支えきれなくなり
自働で閉まってきたり上まで上がらなくなれば交換時期だといえます。

 

リアゲートダンパーの寿命も決まった年月があるわけではなく
バックドアの開閉しにくくなってきた時点で交換時期と言えます。

しかし、何十年も全く問題なくバックドアを使うことができる場合もあるので
バックドアの開閉頻度によって劣化速度も変化するのでしょう。

 

筆者のミライースは中古車で買った後に確認すると
チャイルドロックかかっていたりしていたので
子供を乗せていた可能性もあります。

そう考えると、荷室には折りたたみ式のベビーカーが
積まれていてバックドアの開閉頻度も高かったのではないでしょうか。

 

なので、筆者のミライースはリアゲートダンパーが劣化していても
おかしくはないと予想しているのです。

 

まとめ

本記事では「ミライースのリアゲートダンパー(ガススプリング)が弱るとどうなる?」について
話を進めていきました。

今回の内容とまとめると
以下の通りとなります。

 

  • リアゲートダンパー交換は2人で作業したほうが良い
  • ディーラーで交換後のリアゲートダンパーを処分してもらえる
  • リアゲートダンパーには交換時期や寿命はない

 

リアゲートダンパー交換は危険が伴う作業なので
2人で絶対に作業をしたほうが良いです。

どうしても1人で作業をしないといけない場合は
慎重に作業をするようにしましょう。

 

自分で交換した後のリアゲートダンパーを処分するなら
ディーラーに持ち込めば処分をしてもらえます。

もちろんディーラーでリアゲートダンパーを買うというのが条件で
ディーラーで何も買っていないのに処分だけしてもらうのはやめたほうが良いかもしれません。

 

基本的に、リアゲートダンパーは自分で交換ができるので
「そろそろ寿命だな」と感じたら挑戦をしてみると良いでしょう。

ミライースのメンテナンスに関連する総合的な記事は
10万キロ超えミライースのメンテナンスとその費用は?」でもお伝えしているので
読んでみてくださいね。

 

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