車に個性を出すためには
ライト類をLEDランプに交換と言う方法があります。
ランプ類をLEDに交換するという方法は
車のカスタムでは定番みたいなものとなっています。
LEDに交換したらクールでスタイリッシュな印象を与えるので
LEDに交換するカスタムは現在注目されているのです。
その中でもナンバー灯は手軽に交換できるランプ類の一つですが
LEDに交換しても車検に通るかどうか不安ではないでしょうか。
本記事では、ナンバー灯を実際に取り付けた方法や
保安基準についてお伝えをしていきます。
実際にミライースにLEDナンバー灯を取り付けてみた
ミライースのナンバー灯を
LEDに交換しました。
ミライースのナンバー灯は
「T10」です。
オートバックスでT10が2つセットで販売していて
「車検対応品」と書いていたので早速買いました。
しかし、2つで車検対応品となるらしい製品だったみたいで
1つだけだと点灯させたときに暗い部分ができてしまいました。
そこで、以前にLEDを間違って勝ったことがあり
そのLEDが取り付けられないか試したのです。
その結果、取り付けは成功しました。
ミライースのナンバー灯を交換するのは難しい?
ミライースのナンバー灯を
交換するのはとても簡単です。
ナンバー灯を固定しているツメ部分を引いて
引っ張り出す感じで取り外せば簡単に取れます。
ナンバー灯のレンズカバーも
内張はがしで取り外せば簡単に取れます。
ミライースのナンバー灯をLEDに交換したことで
ナンバーを照らす光が強くなりました。
結構、スタイリッシュな感じになったような気がします。
ただ、ナンバー灯に取り付けるLEDは
何でも良いわけではありません。
LEDの照射方法によっては車検に通らない場合もあるので、要注意です。
次は、ナンバー灯をLEDに交換しても
車検に通るのかどうかについてお伝えしていきます。
ナンバー灯をLEDに交換しても車検に通る?
LEDランプはかなり明るく
それでいて省電力と言う特徴を持っています。
なので、LEDランプを取り付けると良いことずくめのように思えてきますが
装着することで車検に通らなくなる可能性もあります。
確かに、LEDでナンバープレートを照らすと
良く見えるような気もしますが車検に通らなかったという声もたまに聞きます。
これは、車検に通らな買った原因が
LEDランプにあったのかといえばそうではありません。
ナンバー灯をLEDに交換しても車検に通るという場合もありますし
通らないという場合もあるのです。
つまり、保安基準に適合している明るさならば
LEDに交換しても車検に通るということです。
では、保安基準に適合しないナンバー灯とは
どういうものなのかを次はお伝えしていきましょう。
ナンバー灯に関する保安基準は?
ナンバー灯の保安基準は
色々と細かい部分があります。
なので、LEDに交換する場合は取り付けてから
光の色や明るさなどを確認したほうが良いでしょう。
ナンバー灯の保安基準は
第36条第2項で以下のように定められています。
- 夜に後方20mの距離から登録番号や車両番号を確認できなければいけない
- 色は白色でないといけない
- ナンバー灯が損傷または、レンズ面が汚損していてはいけない
- ナンバー灯の光で他の運転手の運転の妨げになってはいけない
- レンズはしっかりと固定されていなければいけない
以上の基準をクリアしていれば
LEDに交換したとしても車検に通ります。
ナンバー灯を車検に通すためのポイント
ナンバー灯をLEDに交換して車検に挑む場合は
標準で取り付けられているライセンス灯よりも車検に通りにくくなるのは事実です。
車に興味がない人なら「だったら最初からつけなくて良いじゃん」って話になりますが
カスタムが大好きな場合は妥協したくないのが本音ではないでしょうか。
ナンバー灯を車検に通すためには
色と光の強さなどがポイントとなります。
ナンバー灯に関しては検査院の目視検査なので
検査員の判断によってきめられます。
なので、同じLEDでも検査員が別の人なら「OK」という場合もありますし
「NG」という場合もあるのです。
ただ、誰が見ても「NG]という場合もありますが
そういうナンバー灯は明るさにムラがある場合です。
LEDの光と言うのは拡散しにくいので
明るく照射される部分と暗い部分にムラが出やすいという特徴を持っています。
明るさのムラを「均斉度」といって
この均斉度が20以下じゃないと車検に通らないのです。
均斉度を個人で計測するのは難しいので
ナンバー全体の文字が読めるかどうか取り付け後に確認しないといけません。
ナンバー灯をLEDに交換して車をかっこ良くしても
車検に通らないのであれば本末転倒ですし車検のたびに交換しなければいけなくなります。
そうならないためにも、保安基準をクリアできるLEDなのかどうかや
ムラのない照射ができるかどうかをチェックしておきましょう。
ナンバー灯のLEDを買う場合は
拡散タイプのLEDを買ったほうが良いでしょう。
ミライースのナンバー灯を壊した場合の対処法
ナンバー灯は「ライセンスプレートランプ」とも呼ばれていて
ナンバー灯のランプケースを外すときに壊したらディーラーで注文すると良いでしょう。
リサイクル商品でも良いのですが値段的に見ても
それほど高くないのでディーラーで取り寄せて新品を取り付けたほうが良いですね。
筆者がミライースのナンバー灯のランプケースを外そうとしたら
「バキッ」と言う音と共にケースを固定するツメが折れてしまいました。
保安基準は、第36条第2項では「レンズはしっかりと固定していなければいけない」なので
この状態では車検に通りません。
車検に通らないのは困るのでダイハツディーラーで
「ライセンスプレートランプ」を注文しました。
当ブログでは「ライセンス灯」と表現していますが
ダイハツディーラーでは「ライセンスプレートランプ」と言うみたいです。
注文時の参考にしてください。
「ライセンスプレートランプ」の値段は
「2,145円(税込)」で結構安い値段でした。
ディーラーで取り付けると「2,000円」の工賃がかかるので
自分で取り付けました。
まとめ
ライセンス灯をLEDに交換する場合は
保安基準を満たしているかは絶対にチェックしたほうが良いでしょう。
保安基準を満たしていないLEDの場合は
車検に通らないので要注意です。
LEDの照射は一つの方向にしか照らせないので
ムラができやすくなるという特徴があります。
できれば、2つライセンス灯を用意したいところですが
ミライースの場合は他のライセンス灯を流用するか
拡散しやすいLEDを利用するかのどちらかでしょう。
ミライースのライセンス灯のLEDは「T10」ですが
買う場合は自己責任でお願いします。
お近くのオートバックスで買うほうが
安く買えますよ。