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LA300Sミライースにエアロは必要?カスタムにエコもスポーツカーもない理由

一部の車好きが車いじりを引退してミライースを買ったとしても
やっぱり、車いじりをしたくなるのではないでしょうか。

車好きの中にもギャップが大好きな人もいるので
LA300Sミライースのような車をスポーティにしたいと考えてしまう人もいるでしょう。

 

今回は、ミライースにエアロパーツを取り付けようと検討しているけど
色々と迷っている人に参考になるような情報をお届けしていきます。

 

エコカーにこそエアロパーツは必須アイテム!?

一昔前までは「エコカーにエアロなんてバカかよ」と
エコカーにエアロパーツを付ける人を馬鹿にした人が多かったです。

しかし、最近ではエコカーでもエアロパーツを標準装備にしている車種も出てきているので
「エコカー=エアロ」という組み合わせもおかしなものではなくなってきています。

エコカーとエアロパーツの組み合わせを見ても
バカにする人は今の時代はほぼいませんね。

そもそも、エコカーにエアロパーツを取り付けるのは
ダサいのかといえば、全くそうではありません。

 

なぜなら、エコカーのエアロパーツとスポーツカーのエアロパーツでは
求めているものがまるで違うからです。

スポーツカーの場合はダウンフォースなどを考慮して
エアロパーツを開発されています。

 

しかし、エコカーの場合は空気抵抗を極力受けないように考慮して
エアロパーツは開発されているのです。

 

ミライースのボディ形状は空力を考えたデザインだった!


ダイハツ・ミライースHP

L350Sミライースは、標準でリアゲートスポイラーが
装備されています。

外観を見るだけなら、ただかっこ良いだけに見えますが
実際は空力に基づいたデザインとなっているのです。

 

トヨタ・アクアも同じく空力に基づいたボディ形状で
その点はミライースと、ほぼ変わりはないでしょう。

トヨタ・アクアもダイハツ・ミライースも
レースカー並みに空力を考え抜いた
スペシャルエコカーなのは間違いありません。

 

つまり、ミライースのようなエコカーにも
エアロパーツは必要なのです。

 

今更だけどエアロパーツの役割って何?

エアロパーツは、走行風の影響を受けるパーツで
車の速度に比例して効果がアップしていきます。

一般的にエコカーのエアロパーツは空気抵抗を極力減らす目的で
開発されていることが多いです。

 

素人判断では「エアロは空気抵抗になるだろ」と
そのように思ってしまいますが、メーカーサイトをじっくり見ると
そうではないようです。

基本的にエアロパーツは
以下のような構成となっています。

  • フロントスポイラー
  • サイドスカート
  • リアバンパースポイラー
  • リアゲートスポイラー

 

ただ、一般手金市販されているエアロパーツは
デザイン重視がほとんどなので、風洞実験はされていません。

 

エアロパーツって取り付ける意味はある?

エアロパーツはミライースのようなエコカーでも
取り付けても良いと筆者は考えています。

なぜなら、ディーラーオプションのエアロパーツは
ちゃんと風洞実験をしているし目的もはっきりしているからです。

 

風洞実験とは、車にエアロパーツを実際に取り付けて
風力をパーツに当てて実験をすることを言います。

ちなみに、レースカーなどは車の性能のうち
「7~8割」が空力性能といわれています。

 

レースで勝敗が分かれるのはエアロパーツの性能が
重要なポイントとなるようです。

レースで使われるエアロパーツは念入りに空力を解析して
調整をしていって開発を行っています。

ディーラーで開発されるエアロパーツも例外ではなく
しっかりと風洞実験をして、燃費を落とさないように開発されているのです。

一昔前のディーラーも粗悪なエアロが多かったのですが
現在は、それなりの効果を期待できるくらいのレベルになりました。

 

つまり、エアロパーツをミライースに取り付ける意味があるかどうかは
あなた次第という事になります。

 

最近の車は風洞実験を繰り返している!?

昔の車のボディ形状やリアウイングなどを見ても
現デイの車ほど空力に対する力はあまりなかったように感じます。

単純にエンジンパワーだけを上げて
空気抵抗が高いパワーだけの車が多かったです。

 

しかし、現在は軽自動車とはいえ念入りに風洞実験が行われていて
LA300Sミライースのボディ形状も単に丸っこいだけではないのです。

LA300Sミライースのボディ形状も燃費が良くなるように
空気抵抗をほとんど受けないようなボディ形状を追及されています。

多くの人が、ミライースのボディ形状を単なるデザインだと思っているかもしれませんが
ミライースも空力理論に基づいて計算されているのです。

LA350Sミライースのリアゲートスポイラーは標準装備ですが
これは空気抵抗を限りなく低くするために必要なので
メーカーは標準装備にしたのです。

 

素人判断で現行型ミライースを見ると
無駄なデザインだと思う部分が多々あります。

ですが、メーカーは良かれと思って
そういうデザインにしているし燃費を良くするために
リアゲートスポイラーが必要だと判断したのです。

 

エアロパーツは時速150キロじゃないと効果は出ない?

結論から言えば、現在のエアロパーツは
時速30キロから効果を微弱ながら発揮しています。

スピードに比例して
効果も比例して上昇していきます。

 

エアロパーツは時速150キロからじゃないと効果が出ないというのは
もはや、昔話で現在のエアロパーツは時速30キロから出の効果を発揮します。

 

失敗しないエアロパーツの選び方

ミライースのエアロパーツは
デザインだけで選ぶと後悔してしまいます。

なぜなら、デザインだけでエアロパーツを選んでしまうと
3ヶ月くらいで塗装が剥がれてきたり色褪せてきたりするからです。

 

筆者も過去にデザインだけでエアロパーツを選んで
数ヶ月くらいで塗装が剥がれてきたことがあります。

なので、エアロパーツだけはデザインだけではなく
開発したショップが有名なのかどうかや評判はどうかなども
検討する参考にすると良さそうです。

ミライースのエアロパーツには「シュピーゲル」と「ディーラーオプション」があり
人によっては悩むところかもしれません。

シュピーゲルも有名なショップですが
しっかりと風洞実験をしているとは考えにくいです。

 

レースで使用したのと同じエアロパーツを販売しているというなら
風洞実験はしていると考えてもよさそうです。

筆者がおすすめするのは
ディーラーオプションのエアロパックですね。

 

理由は、風洞実験をして開発されているからです。

また、ミライースに違和感なく装着できるので
見た目も重視するならディーラーオプションをおすすめします。

 

エアロパーツを取り付けるメリット

  • 高速走行が安定する
  • 空気抵抗を若干減らすことができる
  • 見た目がかっこ良くなる

エアロパーツを取り付けることで
高速走行をするとダウンフォースが得られ
走行が安定しやすくなります。

べつに、時速150キロじゃないと効果が期待できないわけではなく
時速30キロからでも効果はありますがスピードに比例して効果もアップしていきます。

 

また、ミライースのようなエコカーのエアロパーツは
ディーラーオプションの場合は空気抵抗のことを考えて開発されています。

空気抵抗を極力減らすように開発されているので
スポーツカーのように空気抵抗になることはありません。

 

スポーツカーの場合は空気を目的の場所に送り込むという目的で
取り付けられることもあります。

ミライースのエアロパーツには
残念ながら目的の場所に空気を送ることはありません。

 

エアロパーツを取り付けることで
見た目もかっこ良くなるので取り付けをしてみてはいかがでしょうか。

 

エアロパーツを取り付けるデメリット

  • 値段が高い
  • 人によっては無駄な出費に感じる
  • 重量が増える?

まず、エアロパーツは社外品も純正品も
値段がかなり高いです。

人によっては無駄な出費にしか考えられず
「せっかくのエコカーなのに無駄な出費を増やしてどうする?」と
そういう意見も出てくる可能性があります。

 

とはいえ、人の意見なんかどうでも良いですけどね(苦笑)

人によっては、重量が増えるという不安があるみたいですが
ハッキリ言えば、無駄な不安といえます。

なぜなら、ミライースのエアロパーツ3点は
重量がありますが一人ですべて持つことができるくらいの重さだからです。

しっかりと計測をしていませんが
持った感覚では15キロくらいあるかないかだと感じます。

 

その程度なら、重量が増えても
燃費に全く影響が出ません。

 

おすすめのミライース用エアロパーツ


ダイハツ・ミライースHP

ミライース用のエアロパーツには
シュピーゲルで販売しているエアロと
ディーラーオプションのエアロがあります。

筆者は、ダイハツディーラーオプションの
エアロパックがおすすめ出来ると考えています。

確かに値段的に高いですが、それでもミライースに適応するように
開発されているのでディーラーオプションのエアロパーツが良いと考えています。

ディーラーで販売しているエアロパーツは
風洞実験もしているはずなので信頼性は高いです。

 

筆者のミライースはフルエアロ状態なのですが
リアゲートとエアロパックをそれぞれお金を支払って取り付けました。

 

ミライースのエアロパーツをディーラーで買う場合

LA300Sミライースのオプションカタログを持っている人は
現在少ないかもしれません。

オプションカタログに記載している金額には
工賃込みの器楽が記されています。

 

また、LA300Sミライースのエアロパーツは
「バックドアスポイラー」と「エアロパック」は
別のもので取り付けも別々で取り付けるしかできません。

エアロパックといっても「サイドストーンガード」と
「フロントロアスカート」がセットになったオプションです。

ミライースのエアロパックはいくら?

フルエアロにするなら「フロントロアスカート/29462円」と
「サイドストーンガード/56462円」を買ってさらに
「バックドアスポイラー/40262円」を取り付けるしかありません。

そうなると、エアロパーツだけで10万円を超えてしまいますね。

 

エアロパックを買えば、「71539円」で買えるので
そっちのほうがお得ですね。

工賃は各ダイハツディーラーで
直接問い合わせるしかないでしょう。

行きつけのディーラーなら型落ちのミライースでも
オプションパーツくらいは取り寄せて取り付けてくれます。

そうでない場合は、長くお付き合いする目的で
ダイハツディーラーですべてを見てもらうようにしたほうが良いかもしれません。

 

最初から「あれ付けて、これ取り寄せて」は
ちょっとディーラーのほうも嫌な気分になるかもしれないから
出来る限りディーラーと仲良くなってからにしたほうがよさそうです。

 

エアロパーツは自分で取り付けることができる?

どんな車種でも同じですが
一人でエアロパーツを取り付けることは不可能です。

アイディア次第で一人だけで取り付けができるかもしれませんが
2人で作業をしたほうが車に傷がつきにくいですし
安全に作業ができるでしょう。

 

筆者は過去に一人でエアロパーツを取り付けたことがありますが
さすがに一人で取り付けはできませんでした。

エアロパーツを取り付ける場合は
広いスペースがあったほうが作業しやすいです。

自分で取り付ける自信がない場合は
ディーラーで取り付けてもらうほうが良いですね。

とくに、LA300Sミライースのバックドアスポイラーは
2か所穴をあける必要があるので工具が必要になります。

 

工具を買うよりもディーラーで取り付けてもらうほうが
安い場合もあるのでディーラーに任せても良いかもしれません。

 

ミライースにエアロは必要?まとめ

  • エアロパーツはスポーツカーだけのものではない
  • エコカーのエアロパーツは空気抵抗を受けないように開発されている
  • 人によっては無駄な出費と感じる場合がある
  • 塗装のはがれやすさを考えれば無名のショップで買わないほうが良い

ミライースのようなエコカーにエアロパーツを取り付けると
違和感があると感じる人もいるかもしれません。

しかし、そういう考え方は
時代遅れの考え方になるときがくるでしょう。

 

なぜなら、エアロパーツはエコカーにとって
必須のアイテムになろうとしているからです。

エアロパーツは空気抵抗を利用して
ダウンフォースを得ようとしていると考える人もいるでしょう。

しかし、エコカーのエアロパーツは
その考えとは真逆に考え方で開発されています。

人によっては無駄な出費と考えるかもしれませんが
エコカーにもエアロパーツが欲しいという人にとっては
無駄な出費ではないのです。

 

ですが、同じエアロパーツでも数ヶ月で塗装が剥がれたり
エアロパーツに劣化が見られた場合は無駄な出費になるでしょう。

そういうことを避けるためにも
ディーラーオプションのほうが耐久性は高いので
おすすめはできるといえます。

 

ミライースにエアロパーツを取り付けたら
次はLEDを取り付けると、さらにかっこ良くなります。

ミライースのウインカーをLEDにする方法について
以下で紹介しているので読んでみてくださいね。

↓↓    ↓↓

ミライースのウインカーにLEDを装着!抵抗器は必要なのか!?

 

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