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ミライースにサブコン(ミニコン・ミニコンα)を付けると燃費が悪くなる?効果は本当にあるのか?

ミライースの加速を良くしたいという人は、意外に多いかもしれません。

確かに、加速を求めるならターボ車などを買えば良いですが
ミライースをこよなく愛しているならほかの車種はあり得ないでしょう。

 

ミライースだからこそギャップを楽しむという方向で
カスタムやチューニングを楽しむほうが良いでしょうね。

このページではミライースに
取り付けることができるサブコンを、紹介していきます。

 

そもそもサブコンって何?

そもそも、サブコンというのはス部コンピューターの略で
メインECUのサポートをするためのサブ的なECUの事です。

ミライースを含めた現代の車は
ECUによってすべてを制御されて動いています。

 

たとえば、点火時期や吸排気などもすべて
電子制御で管理されているのです。

ターボ車の場合はターボを変えたり吸排気系をいじったりすると
ECUも交換かサブコンでセッティングするようにしないと
本来の性能を発揮できません。

 

ただ、ミライースの場合はターボ仕様ではないので
エアフロセンサーの間にかまして、サブコンを取り付ける形になります。

 

ミライースにサブコンを付けると燃費は悪くなる?

結論を言えばミライースのサブコンを取り付けても
基本的に実燃費はそれほど変化はありません。

しかし、ミニコンの場合は切り替えが3種類あり
その中のエコモードにすると実燃費は変化がありました。

筆者がミライースに取り付けているサブコンは
以下の通りです。

  • ミニコン
  • ミニコンα

 

どちらも「シエクル」の製品です。

 

シエクルのミニコンは車種に応じたセッティングがプログラムされている

ミニコンとミニコンαは、ミライースに最適なセッティングが
最初からプログラムされています。

ミライースのミニコンの品番は、「MC-D04P」です。

「1」「N」「2」の3つのモードにスイッチを切り替えれば
簡単にプログラムを変更することができます。

 

ミニコンのモード1にした場合のセッティングデータ

ミライースの低燃費エンジンのトルク特性を生かして
低中速域のレスポンスが向上します。

セッティングデータの中では
バランスを重視したプログラムです。

 

アイドリング以外は、全域を制御します。

 

ミニコンのモードを「N」にした場合のセッティングデータ

ノーマルデータです。

つまり、取り付け前と同じセッティングなので
特に変化ありません。

 

何らかの異常が出た場合は
「N」のモードにして対処しましょう。

 

ミニコンのモードを「2」にした場合のセッティングデータ

ミニコンのモードを「2」にした場合は
「モード1」のセッティングデータをベースに
燃料値を絞ったセッティングになります。

回転フィーリングが上がるのですが
車によってはトルク感が抜けてしまいます。

 

そうした場合は、モード1と比べてから
トルク感が良いほうを選ぶようにしましょう。

 

ミライースにミニコンを実際に取り付けた感想

筆者に取り付けたジェイロードの「ミニコン」は
以下のような切り替えモードがあります。

  • R:レスポンス向上モード
  • N:ノーマル
  • E:エコモード

 

筆者が取り付けているミニコンは
年式が古いため現在販売している切り替え表示とは異なっています。

 

「R:レスポンス向上モード」で走行した時の感想

グイグイと前に押し出されるような加速はありませんが
微妙な加速アップはしているような気がします(笑)

「しているような気がします」というのは
プラシーボ効果という意味ではありません。

 

人によっては効果を感じられないという意味で
「気がする」という表現を使っています。

微妙な感覚ですが、ノーマルよりもトルクはアップしています。

 

とはいっても、所詮はノンターボなので
明らかな違いを体感できるとは言いにくいです。

 

「E:エコモード」で走行した時の感想

ハッキリ言って、ストレスがたまります(汗)

調子の悪いミライースに乗り続けているなら
何も感じないかもしれません。

 

明らかに、ノーマル状態よりもトルクがダウンしていますし
加速もしません。

「R:レスポンス向上モード」は回転数2千回転くらいで
平坦な道を加速していきます。

 

しかし、「E:エコモード」の場合は
回転数3千回転で同じ道を加速していきます。

アクセルの踏み方は、「E:エコモード」のほうは加速しないので
アクセルを余計に踏んで加速している感じです。

明らかに、アクセルの踏み方が変わりましたね。

その代わり、片道10キロの道を
「18.6km/l~20km/l」という実燃費を記録しました。

「R:レスポンス向上モード」は10キロの距離を
実燃費「15km/l~18.6km/l」でした。

燃費を気にして走るなら
エコモードにして使用すると良さそうです。

 

ミライースにはミニコンαも併用して付けると良い

ミライースには「ミニコンα」というサブコンが
ジェイロードで販売されています。

ミニコンαとミニコンの違いは
取り付ける位置が違います。

ミニコンは「エアフロセンサー」の、カプラーに取り付けます。

ミニコンαは「インジェクター」という部品のカプラーに
取り付けて使用するサブコンです。

 

ジェイロードの公式サイトを参考にすると
ミニコンαの効果は、インジェクターの燃料噴射量を変えないで
噴射タイミングの制御だけでエンジンレスポンスやトルクなどをアップさせます。

 

ミライースにミニコンαとミニコンを取り付けて走行した感想

正直に言えば、ミニコン単体だけでは
効果は感じにくいです。

ミニコンとミニコンαのスイッチを
レスポンス向上のほうに切り替えて使用すれば
若干ですが加速が良くなります。

 

ミライースの場合はノンターボという事もあり
背中が押し付けられるほどの加速は期待できません。

微妙な変化ですがいったんどちらも取り外して
比べてみると明らかに違いがわかるはずです。

 

ミライースに適合するミニコンαの品番は
「ALFA-53AX」ですが現在こちらの製品も
マイナーチェンジされているので品番も変わっていると思われます。

取り付けをする場合は
適合票を確認してから買ったほうが良いですね。

 

サブコンを付けると効果は本当にある?

そもそも、どうしてサブコンを取り付けるのか?

チューニングに興味がない人なら
そうした疑問を持つのではないでしょうか?

 

サブコンに興味を持ち取り付けを考える人は
そういう疑問を持っていないケースが多いです。

では、そもそもサブコンを付ける意味とは何かを
紹介していくことにしましょう。

 

サブコンを取り付ける意味とは?

サブコンを取り付けることで燃料値を濃くしたり薄くしたりして
エンジンのパワーやレスポンスアップを目的に取り付けます。

サブコンの話というより、車のチューニングの話になると
「混合気」という言葉が登場します。

混合気とは、燃料と空気が混ざり合った状態を言います。

さらに、燃料と空気の混合比率を「空燃比」と言って
「空燃比 = 空気重量 ÷ 燃料重量」という計算で空燃比を割り出すことができます。

 

燃料が濃すぎると燃焼しにくい状態になるので
思ったような加速は得られません。

逆に、燃料を薄くすれば燃焼しやすくなりますが
ノッキング症状が出やすくなります。

 

チューニングの基本はノッキングする寸前一歩手前が
一番調子が良いと言われていますね(笑)

 

サブコンを取り付ける意味を理解しようとすると難しい言葉がいっぱい・・・

ハッキリ言って、サブコンを取り付ける意味を解説すると
難しい言葉がたくさんでてきます(汗)

先ほどの開設の続きで、使用する燃料やエンジンによって
適切な空燃比は変わります。

基本的にガソリンエンジンの場合は
「14.7」が最適な感じだと言われていますよ。

このような空燃比を「理論空燃比」といいます。

 

筆者が3級整備士の勉強を頑張っていたころに
こうした難しい言葉がたくさん出てきて
頭が痛くなり途中で断念したのを思い出しますね・・・

 

サブコンを取り付ける理由はこれ!

「そもそも、なぜ、サブコンつけて混合気を濃くするのですか?」

そのように誰かに質問されれば筆者なら
以下のように答えるでしょう。

簡単に説明すると、アクセル全開や高負荷状態でパワーが必要な時は
空燃比を濃くする必要があるのです。

パワーが必要な時は回転数も上昇しますし
エンジン内部も熱くなりやすいのです。

熱損失により加速低下を防ぐために燃料を多めにして
燃料によって内部を冷ますという目的もあるので
燃料を濃い目にする必要があるわけです。

 

なので、パワーを引き出すためにサブコンを使用して
燃料を濃い目にする必要があるというわけですよ。

 

車種によっては空燃比は変わってくる!

ジェイロードのサブコンは車種別にハーネスの形状も
違いがありますがそれだけではありません。

ミライースに限らず車種によっても
最適な空燃比は変化します。

 

ジェイロードの製品は車種に応じて
最適なプログラムが設定されています。

エコモードの場合は、確かに燃費が良くなっていて
目に見える効果なので体感ができるかもしれません。

 

ミニコンの取り付け工賃はいくら?

ミニコンをカー用品店などで取り付けてもらう場合は
「バンプロショップ」という業者を参考にすると
4千円で取り付けてもらえるそうですね。

オートバックスの場合はピットサービス一覧で
メニューになかったので値段は分かりません。

 

各販売店で直接、取り付け工賃を
聞いてみたほうが良いですね。

 

サブコンの取り付けは自分でもできる?

サブコンの取り付けは
それほど難しい作業ではないので自分でもできます。

ミニコンはエアフロセンサーのコネクターの間に
挟み込む感じで取り付けます。

ハーネスも短いような気もしましたが
軽自動車のエアフロセンサーとミニコン本体を固定する場所まで
十分届くくらいの長さで良かったです(笑)

 

ちなみに、ミライースのエアフロセンサーは
バッテリーとエアクリーナーの間にありますよ。

奥のほうにコネクターがあるので
作業は少しやりにくいかもしれません。

 

ミニコン本体は、筆者の場合
エンジン内のヒューズボックスの裏に両面テープで固定しました。

現在はジェイロードで、ミニコンを固定する専用ステーが
販売されています。

 

ミライースの場合はコネクター外しに手間取らなければ
3分くらいで取り付けは完了します。

筆者の場合はコネクターがなかなか取れてくれなかったので
10分くらいかかってしまいました(汗)

 

サブコンに関してのQ&A

 サブコンを付ける意味ってある?

 

 加速に変化を付けたいなら取り付けても意味はあります。

 

 サブコンを付ける意味ってある?

 

 加速に変化を付けたいなら取り付けても意味はあります。

 

 燃料を濃くして何か意味でもあるの?

 

 燃料を濃くすることで、パワーアップが期待できます。

ただし、最適な濃さでなければ、パワーダウンする可能性があったり
エンジンが壊れる危険もあります。

ミニコンは車種に応じて最適なセッティングがプログラムされているので
故障するという危険はありません。

 

 劇的な加速アップは期待できる?

 

 ミライースはノンターボなので
サブコンを取り付けた程度では加速アップは実感しにくいです。

ジェイロードのミニコンは本格的なサブコンではないので
本格的なチューニングを望むならフルコンを入れて
吸排気系をいじるしかないでしょう。

どちらにしても、チューニングはトータルバランスが重要なので
突き詰めていけばキリがないですけどね。

 

 サブコンを取り付けて車は故障したりしない?

 

 ミニコンに限っていうなら、故障はしたことがありません。

過去にECUの配線に直接取り付けるタイプがありましたが
そういうサブコンも、車が故障したという事はありませんでした。

ショップが最適な設定をプログラミングしているので
安心して使うことができます。

ミニコンは自分で調整する必要がないので
車が故障するという事は、ほぼないと考えてよいでしょう。

 

 ECUに疑似信号を送る程度で、今の車は
補正されるので意味がないのでは?

 

 補正されないように、するのがサブコンです(笑)

 

 そんなに効果があるのに
どうしてメーカーは採用しないのですか?

販売元も、どうしてメーカーに売り込まないのでしょう。

 

 ミライースを買う人は燃費の良い車を求めていて
加速に関しては興味がない人のほうが多いです。

さらに、メーカーも「第三のエコカー」と言っているので
加速アップの製品は効果があっても採用しません。

ノンターボでも90馬力を超える3気筒エンジンを
メーカーは簡単に作り出すことが可能です。

つまり、そういうサブコンに頼らなくても
性能アップはできるのです。

そういうメーカーに売り込んだとしても
相手にされないのは明白でしょう。

 

 純正一番!下手に車をいじると
バランスが崩れるのではないでしょうか?

メーカー出荷時の状態が
一番バランスが良い状態なのですよ。

 そう思っている人は
最初から買わなくて良いんじゃないですか?

 

ミライースにサブコンを付けると燃費が悪くなる?まとめ

  • サブコンはメインのECUの補助をするためのパーツ
  • ノンターボの場合は取り付けても体感できない場合が多い
  • 筆者が実際に確認したところ燃費を良くする効果はあるらしい
  • 劇的な加速は体感できない
  • 取り付けは基本的に簡単
  • ミライースのエアフロセンサーはエアクリーナーとバッテリーの間の奥にある

サブコンというのは、ミライースなどに標準で取り付けられている
ECUの補助をするために取り付けるパーツです。

サブコンを取り付けることによって
加速を良くしたり燃費を良くしたりすることができます。

 

ミライースの場合はノンターボなので
効果を実感しにくいでしょう。

筆者が実際にエコモードとレスポンスモードの両方を
比べてみたところ、燃費を良くする効果は目に見えるので
エコモードに関しては効果があると判断しています。

 

ミニコンに限っての話ですが
取り付けはとても簡単です。

ミライースのエアフロセンサーに関しての情報は
かなり少ないのです。

 

ミライースのエアフロセンサーはエアクリーナーと
バッテリーの間の奥にあるコネクターがそれです(LA300Sの場合)

おそらく、この辺は大きく変わっていないと思いますが
現行型ミライースの場合はディーラーで確認をしたほうが良いでしょう。

 


 

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